地域に残る文化を「文化」として享受できる?あなたが文化的だと認められる場所に住もう
田舎で複業、まちづくり&移住相談員をしているオカサカです。
どうもご閲覧ありがとございます。
数ヶ月前に書いてみた文章を公開せずに置いていたので、今更投稿します。
都市規模と文化について語るエントリーに対する投稿です。
高校卒業と同時に9割ほどが地元外に出ていく但馬で、
出て行く人が外に求めるものは人だったり仕事だったり文化だったりする。
主に食い扶持と刺激。
このエントリーを読んで思ったのは、
祭りごとや伝統文化を「文化」として享受できる感性のある人が田舎暮らしできるんだろうなと。
ちなみにエントリー内では文化=近代的、若い奴らが作るものになっている。
移住相談員をしていても、文化・歴史が肌に合うかどうかを見極める人が一定数いる。特に高齢者。
若い人の多くは地域に残る文化を「(文化の)残りカス」と感じている人もいるんじゃないだろうか。
そういう人にとっては、カルチャーなんて無いも同然。
むしろ邪魔な存在なんだろう。
カルチャーが無いとなれば、その人達にとって田舎にあるのは、仕事と住処と人付き合い程度?
あと、
これまで参加しなくても参加していたんだなと、副流煙的な・・
思う今日このごろ。
この部分、とてもいいなと。
都会は副流煙で済むんだ。
文化に限ったことではないけれど、都会は強要も干渉もされることが少ない。つまり、何にでも関心持てるし、持っても良い。
一方田舎は、文化を強要する(担い手がいなかったり、役割が自動で決まってたり)し、いろんなことを干渉される。
僕は鈍感なので(遠回しに強制されても気づかないから)あまり気にならないけど、たまに客観的にみてみると田舎のしんどさは理解できる。
多くの人に「地域に残る文化」を文化として享受してもらうには、
大人が子供と一緒に楽しめる空気を作らなきゃいけないね。
でも、この空気を作る作業自体が古い価値観のなかで生み出されるなら、
この行為そのものがダサく、嫌な流れとして嫌われる原因になるんだろうね。
むしろそんな空気は作らなくて良いのかもね。わからないね笑
PS.
僕は伝統文化もまぁまぁ好きだけど、新しいカルチャーが好き(特に現代アート)なので美術館とか本屋さんとか変なイベントとか多い東京はやっぱり魅力的。
なんでも関心持つし自由にさせてもらいたいからおそらく都会向きの人間だと思う。
2拠点居住できるだけの度胸とスキルがあれば、もっと幸せだったのかもしれない。